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資産運用コラム

COLUMN

副業に不動産投資が選ばれる理由

不動産投資がどのようなものか知りたい方に向けて、不動産投資の内容(賃貸物件の経営、土地活用)、不動産投資のメリットや魅力について解説します。

2018.11.09

私たちの老後と不動産投資

平成29年の平均余命からみた男性の平均寿命は81.09年、女性の平均寿命は87.26年です。
これにより、仮に定年が65歳に引き上げられたとしても、男性は16年間、女性は22年間にわたり、年金と個人の貯蓄で生活していく計算になります。
「厚生労働省 簡易生命表の概況」

その年金ですが、「平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると

  • 国民年金の平均月額 5万5,464円
  • 厚生年金の平均月額 14万7,927円(公務員を除く)

です。
つまり、平均的なサラリーマンと専業主婦の夫婦であれば、月に約20万円の支給が目安ということになります。生活費としては、心もとない金額と言わざるを得ません。しかも、受け取る年金には税金がかかるため、全額が手取りになるわけではないのです。
「平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

一方、政府は副業・兼業の普及促進を図っています。これが広まれば、生活力の底上げや老後の準備に対し、会社員の選択肢が広がることは間違いないでしょう。
しかしながら、それに頼ることができない人もいます。
体力や健康面、子育てや介護など働き方に制約がある人にとって、労働時間を伸ばすことは難しい話です。

このような中、安定した収入を得るための手段として、根強い人気を集めるのが「不動産投資」になります。

初めての方は「不動産投資って、専門知識がないと無理なのでは?」「有名な資産家でもなければ続けられないのでは?」と感じるかも知れません。
しかしながら、不動産の管理や集客は全て専門家に任せられるため、専門知識は不要です。資金についても、1人1人のニーズに合った比較的廉価な投資から始められますし、所有する土地があれば、それを活用することもできます。今回はそんな不動産投資の魅力を、わかりやすくお伝えしたいと思います。

不動産投資ってどんなもの?

不動産投資とは、土地や建物にお金を投じて利益を得ることを広く意味します。
ここでは、人気の高い

  • 賃貸物件の経営
  • 土地活用

についてご紹介します。

賃貸物件の経営

アパートやマンションなど賃貸物件のオーナーとなり、その物件の入居者から家賃収入を得る方法です。

賃貸物件は、アパート、マンション、一戸建て住宅、新築物件、中古物件など様々ですが、それぞれに良さがあります。
例えば、デザイン性と機能性を兼ね備えた人気の新築アパートやマンションは、近隣相場より高めの家賃でも借り手がつきやすく、高い利回りを見込めることが特長です。初めての不動産投資であれば、こうしたアパートやマンションの1室のみを購入する「1戸買い」が、比較的廉価で始めやすい投資といえます。
※利回り・・・物件の購入額(投資した金額)に対する利益の割合

また、中古マンションや一戸建ての中古住宅なども人気のある投資物件です。
中古物件は、立地条件が良く高い需要を持つ場合でも、新築物件に比べて購入しやすいメリットがあります。
さらに、リノベーション技術によって、新築と遜色のない内装で賃貸できるようになったことも中古物件の人気を後押ししているといえるでしょう。

のように、一口に賃貸物件といっても様々な物件があります。
専門家の意見を踏まえ、ご自身の経験や感性をもとに、ぜひ納得のいく物件を選んで下さい。物件を購入したあとの集客や建物の管理は、専門家に任せることができます。

土地活用

賃貸物件の経営と同時に注目されているのが、ご自身がお持ちの土地を利用した「土地活用」です。
土地活用とは、主に日常生活に使用しない土地を、アパートなどの賃貸物件の経営や駐車場経営などに活用し、収益化することをいいます。代々相続される土地は、所有権が移転するたびに相続税と登録免許税といった費用が発生し、保有するだけで固定資産税や管理コストを負担し続けなければなりません。
このようにマイナスの資産となってしまった土地を、事業に活用することで、コスト以上の収益化を図ることが、土地活用のねらいになります。

なぜ不動産投資が選ばれるのか

いろいろな投資方法や副業が容認され始めているなか、なぜ不動産投資が選ばれるのでしょう。
ここでは、不動産投資の主なメリットをご紹介します。

安定した需要

住宅とは、衣食住の1つで、人が生活するための基本です。
したがって、賃貸住宅には将来にわたり安定した需要が見込めます。またその需要も、土地の人口動態や交通機関の発達、周辺の家賃相場といった、短期的に変動しないものに支え続けられる点が魅力です。

長期的に得られる収入

賃貸物件は、1人の借り手から、長期的に定額収入を受け取れる魅力があります。
他の投機的な商品に比べて大きな利回りをねらうものではありませんが、安定した収入を長期的に得られることにより、生活力の底上げになります。

選べる投資スタイル

1棟買いのように初期投資の大きいものから、1戸買いのように比較的廉価なものまで、ご自身の投資スタイルや資金力で、賃貸物件を選択することができます。
またローリターンな投資だけでなく、融資を受けて、レバレッジをかけた投資を行うことも可能です。

副業にも向いている

入居者の集客や建物の管理は、すべて専門家に任せることができます。
株やFXといった自分で取引を行うものに比べて投下時間が少なく、一喜一憂させられる心理的ダメージもないことから、副業にもぴったりです。

土地活用で節税にも

ご自身の土地に賃貸住宅を建てることで、相続税や固定資産税などの節税対策になります。
また土地を元手にすることで、大きな資金負担をすることなく、専門家と賃貸物件を経営することも可能です。

まとめ ~消費税増税による賃貸経営・不動産投資への影響とは~

不動産投資が選ばれる理由は、
・安定した需要
・長期的に得られる収入
・選べる投資スタイル
・副業にも向いている
・土地活用で節税にもなる

といったメリットがあるからです。
ぜひご自身に合う不動産投資で、老後の安定収入を手に入れてみませんか。

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