2024.11.25
賃貸経営を行っている方の悩みの種となるのが「空室」です。その悩みを解決する手段として、リフォームやリノベーション、新たな設備投資による対策は多額のコストがかかります。そうすると「かけた費用の採算がとれるのか」といった新たな心配が生じてしまうこともあります。今回は、可能な限りコストはかけずに空室を埋めるための対策についてお話します。
1つ目は「募集条件の緩和」です。主には、単身高齢者の入居を受け入れる・外国人の入居を受け入れる・ペット可物件にするなど近隣の競合物件と差別化することができれば、選ばれる機会が増える可能性があります。入居者さま間のトラブルなど、いくつかのリスクはありますが、管理体制を徹底することにより、トラブルを未然に回避することができます。
2つ目は、初期費用の見直しです。入居者さまは賃貸物件を選ぶとき、引越費用や家具・家電の購入費などがかさむことにより、月々の家賃よりも敷金・礼金に着目する方も多くいらっしゃいます。特に近年では賃貸物件のWEB検索が主となり、「初期費用0円」は重要なキーワードとなっています。退去時の原状回復費や家賃滞納時の保険にあてられる初期費用ではありますが、家賃設定や築年数・設備などを問題にしないため、空室にお悩みのオーナーさま向けの対策です。
ご紹介した2つの空室対策は、コストをかけずに即日実施することができます。時期を見極め、選ばれる賃貸へ導きましょう。
ベツダイの賃貸では、空室対策を実施された際のリスクに対応する賃貸管理も承っています。