2025.01.10
賃貸業界の繁忙期は、賃貸物件への入居者が多い「1月から3月」と「9月から10月」の2回。まもなく1回目の繁忙期がやって来ます。賃貸物件のオーナーさんは繁忙期に入る前に、以下の対策をしっかり行っておくことが大切です。
●退去時の交渉
例えば、繁忙期の3月に入居者が退去した場合、その部屋の入居準備が整うのは4月以降になってしまいます。すると、3月に入居して4月から新生活を始めたい人にとって、部屋探しの候補から外れてしまいます。そうならないように、退去予定者に退去時期を少し早めてもらえないか交渉してみることも対策の一つになります。
●家賃の再確認
繁忙期に物件を探している人は、入学や就職、転勤などで多忙なため早く物件を決めたい人が多く、少し家賃が高めでも入居者が決まりやすい傾向にあります。募集した家賃額で決まることが多いので、繁忙期に家賃を再設定してみましょう。
●募集までの期間を短縮
退去日が正式に決定したら、いち早く次の賃貸募集を始めることが大切です。物件情報の公開が早ければ早いほど、入居者が決まりやすくなります。管理会社とも話し合い、ネットやポータルサイトでの情報公開も早めに実施しましょう。
●内装工事のスケジュール
繁忙期は内装業者も忙しくなります。退去の申し出があった時点で内装業者のスケジュールを押さえておけば、入居日を早めることができるでしょう。
繁忙期は満室を実現できるチャンスです。ベツダイの賃貸では、繁忙期に備えてさまざまな対策をご提案いたします。