2025.01.16
引っ越し需要の大半が集中する1〜3月は、賃貸業界の繁忙期です。「繁忙期だから、放っておいても契約が決まるだろう」と考えるオーナーさまもいるかもしれませんが、万が一、3月までに決まらないと家賃値下げや長期空室といったリスクを負うことになります。繁忙期の間に空室を埋められるように、対策を立てることが重要です。
対策1 フリーレント
繁忙期に部屋を探しに来る人の多くは、新入生や新社会人、転職、転勤族などです。これらの人たちが引っ越したいのは1月ではなく、3月であることがほとんど。たとえば、1月15日に契約してそこから家賃がスタートすると、3月までの約1カ月半は住まないのに家賃を負担しなければなりません。新生活で多くの費用がかかるこの時期は、家賃開始日をある程度待ってくれる物件から成約しやすい傾向にあるので、家賃を一定期間無料に設定する「フリーレント相談可物件」として募集を出すことで、ライバル物件との差別化ができます。
対策2 即決の入居審査
お客さまが部屋を決めると、入居申込書の内容をもとに不動産会社が審査した上でオーナーさまに最終確認が入るため、お客さまに審査結果を伝えられるのは早くても翌日になります。繁忙期は即日に部屋を決める場合が多いので、入居審査のスピードが命。入居審査の裁量を不動産会社に一任することで、即決が可能になります。
繁忙期だからといって甘んじるではなく、積極的な策を講じることが大切です。ベツダイの賃貸では、繁忙期に備えてさまざまな対策をご提案いたします。